大学に入ってから遭遇する最悪の事態とは
思い出したくない悲惨な大学生活とは
大学生のキャンパスライフといえば、長かった受験からの重圧から開放され就職を控えて最後の学生ライフを楽しむことができる幸せな期間というイメージがあります。
かつてバブル期には「大学レジャー化」といった意地悪な見方をされてしまうこともありましたが、現在では大学の卒業要件も厳しくなってきており、熱心に勉強をしないと卒業も危ういという事態も多く起こっています。
一方で長引く不況によって親からの仕送りを十分に受け取ることができず、自分でアルバイトなどをして定期的にお金を稼がないと生活していくこともままならないということもあります。
大学生活を楽しむつもりだったのに忙しさにかまけているうちにあっという間に就職活動の時期になってしまっていたということもありますので、大学生としての短い時間を大切に使い少しでも自分なりのやりたいことを叶えていける努力をしていきたいところです。
大学を卒業してから「もう思い出したくない時代だった」なんていうことにならないように、悲惨な大学生活になりがちなケースについてまず知っておくようにしましょう。
意外に多いぼっち大学生という存在
小中高までの学校生活と大学生で一番大きく異なるのは、クラスごとのまとまりがなく個人だけで行動する機会が増えるということです。
大学はクラスという単位自体はありますが、それ全体で何か行事などをしていくという機会は基本的にありません。
裏返せば大学に毎日通っていても常に顔を会わせることになる人というのはいませんので、高校生までのように「席が近かったから自然に仲良くなった」というようなことは起こりません。
ありがちな失敗例としては大学に入学して最初の時期にうまく友人を作ることができなかったために、その後から人の輪に入っていくことができずほとんどの授業をぼっちで過ごすことになったというような例です。
周りは楽しそうにサークルだ、イベントだと騒いでいるのに自分は一人でランチを食べてバイト先と学校を往復するだけなんていうのはまさに悲惨な大学生活の代表と言ってもいいくらいです。
大学では待っているだけでは友人の輪に入ることはできませんので、サークルでも同じ学部の人でもまず自分から声をかけて友人の輪を広げていくようにしましょう。
ぼっち回避のために利用したいのが、学生マンションです。大学には、それぞれの学生向けのマンションがあります。
学芸大学教育学部の友人は、学生マンションに入居して先輩や同級生の友人を作ったそうです。
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元々教育学部は友人を作る機会が多い学部なのですが、それでも他の同級生と比べて友達ができるスピードが大きく異なります。
同じマンションに住む先輩に、効率のよい講義の取り方や、空き時間の時間の潰し方、就活対策などを教えてもらい、大変助かったそうです。
学生マンションは家賃も安いので、利用してもいいでしょう。
大学生のお金の問題も根深い
それともう一ついまどきの大学生にとって大きな問題になってくるのがお金です。
高校生までの生活はほとんどの人が実家から通っているかと思いますが、大学では一人暮らしをしてアパートを借りたり、同居をしていても家族と生活時間が異なってきたりということがあります。
また大学生も1~2年になる時には20歳を超えて成人になりますので、かなり広く経済活動を自分の責任で行うことができるようになります。
18歳を過ぎると合法的にパチンコなどをすることもできるようになるため、大学生活のストレスをギャンブルで晴らすということも多くされてしまいます。
消費者金融などでも大学生向けの融資をしているところは多く、気がついたら仕送りが0円の上借金は数十万円なんていうことにもなってしまいます。
お金だけではありませんが、高校生までと違って誤った道に足を踏み外した時にすぐに救ってくれる存在がいなくなるのが大学生活です。
しっかりと自覚をして卒業時に悲惨な状態に置かれていないようにしていきましょう。