水槽の中の金魚
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飼育は簡単?難しい?「金魚飼育」の魅力とは?

思ったより飼育しやすい金魚を飼おう!

お祭りの縁日などで、幼い頃から馴染み深い金魚を飼育してみませんか。
金魚は鮒が突然変異したものを交配させて観賞魚としたもので、中国が発祥です。
その後、日本に伝わりましたがと高級魚でした。
庶民にも飼えるようになったのは江戸時代の終わり頃です。
この時期に、金魚の飼育がブームとなり、さまざまな観賞用金魚も生まれています。

子供の頃、縁日の金魚すくいで手に入れた金魚を飼っていたけれど、すぐに死んでしまったという苦い経験がある人も多いのではないでしょうか。
しかし金魚は、きちんと飼育すれば長生きしてくれます。
他の魚に比べて飼育に手間がかからないので飼いやすいのも魅力です。
毎日エサを与えなくても、定期的に水の交換とエサやりをすればいいので、一人暮らしや忙しい人でも楽しめます。

金魚はペットショップなどで数百円程度で販売されており、お金をかけずに楽しめるのも魅力です。

金魚はほかのペットのように鳴いたりすることはなく、静かに水槽の中で泳いでいるだけです。
しかし、水の中で色鮮やかな金魚が泳いでいる姿を眺めているといやし効果があり、ストレスが解消できるという嬉しい効果もあります。

水槽内のレイアウトを自分で考えて配置するアクアリウムを作るという楽しみ方もできます。

手軽に始められるけれど奥が深い金魚飼育の始め方

金魚は縁日の金魚すくいでよく見かける和金、長い尾鰭が特徴の琉金、大きな目がチャーミングな出目金、ユニークな形状の水泡眼や蘭鋳など、100種類以上の品種があります。
気軽に始められる趣味ですが、凝りだすと奥が深いのが金魚の飼育です。

金魚の飼育は、まずは水槽を用意しましょう。
水槽内を適切な環境に調節するためのヒーターやフィルターなども必要です。
水槽とヒーターやフィルターがセットになった金魚飼育キットが販売されているので、それを購入すると手軽です。

まず、水槽にヒーターやフィルターセットして水を入れ、水道水を金魚が住みやすい環境に調節します。
この間に、どの品種の金魚を飼うかを決めておきましょう。
最初のうち丈夫で安価な和金がおすすめです。
ペットショップで元気な和金を選んで購入しましょう。

金魚は1匹300円程度、金魚飼育キットは2,000円程度が相場です。

泳ぐ宝石とも呼ばれる金魚は美しく、どの品種も個性的です。
ヒレをゆらゆらと揺らしながら泳ぐ金魚の姿を眺めていると、気持ちが和みます。
ゆったりと泳ぐ優雅な姿が魅力ですが、グロテスクと紙一重の個性的な容貌に魅了される人も少なくありません。
同じカラフルな魚でも、熱帯魚とはまた一味違った魅力の金魚は、日本人の情緒に適した魚といえるでしょう。

賃貸マンションなどで自宅で犬や猫が飼えないという方でも、金魚なら安心して飼育できます。
コンクリートでできたマンションも、ゆったりと泳ぐ金魚がいるだけで癒やしの空間へと早変わりします。
金魚飼育の楽しみをぜひ体験してみてください。