日本経済が学べる「株取引」の魅力とは?
株取引を趣味にすれば日本経済が学べてお金も儲かるも?!
市場公開されている会社の株式を売買して利ざやを稼ぐ株取引は、もっとも一般的な資産運用方法ですが、趣味として楽しむこともできます。
一般的な株取引では安い値段で株式を買い、値上がりをしたらそれを売って利ざやを稼ぎます。
他の方法で利益を得ることもありますが、もっともオーソドックスなのがこの方法です。
というのも、株式の値段は細かく上下に変動しているからです。
東京証券取引所など市場に上場されている株式は、証券取引所で売り買いされます。
会社の株式が欲しい人と、売りたい人が1つの市場に集まってくるので、需給バランスによって株式の値段が上がったり下がったりするのです。
このため取引に成功すればお金が増えますが、失敗すると投資したお金がなくなってしまうことがあります。
趣味として株取引を行うなら、使う金額は幾らまでと決めて、家計に影響を及ぼさない範囲で楽しみましょう。
ハラハラドキドキする株式取引
では、株取引の魅力とは何なのでしょうか。
株の値段は景気や金利、為替動向、社会情勢、各会社の業績などさまざまな要素で決まります。
近い将来に株価が値上がりしそうな会社を見定めて、思った通り株価が値上がりしたら、自分の予測が間違っていなかった証明になり、大きな達成感が得られます。
さらに、利益も出るのですから万々歳ですね。
そのためには経済情勢や政治情勢などに詳しくならなければいけませんし、投資したい企業についての情報も集める必要があります。
また、値下がりするかもしれないというリスクもあるわけですからドキドキハラハラする緊張感も味わえます。
長期間にわたって株式を保有するなら、株主優待が受けられるというメリットもあります。
株主優待とは、自社の株式を購入してくれた株主に対して、その会社の商品やサービスなどを提供して利益の一部を還元するものです。
飲食業を手がける会社は食事券を、航空会社では国内線搭乗優待券や提携ホテルの優待券を提供するなど、自社と関連のあるサービスが行われるのが一般的です。
このほかにも商品券、自社商品の詰め合わせセットなど、会社によってさまざまなサービスが行なわれています。
お金を使わないバーチャル株取引もおすすめ!
では、実際に株取引を行うにはどうすればいいのでしょうか。
まず、証券会社に株取引用の講座を開きお金を入金します。
株式の売買は、この口座のお金で行われるからです。
株式は1単元から購入できます。
単元とは株式を売買できる単位のことで、会社によって異なります。
100株、または1,000株を1単元としている会社が多いのですが、1株から購入できる会社もあります。
また、多くの証券会社が個人投資家向けに1万円から取引できるサービスを提供しているので、最初のうちはこのような定額サービスを利用して様子をみるのもおすすめです。
このほかにも、実際にお金を使って売買するのではなく、インターネットでシミュレーションできるバーチャルな株式取引が楽しめる株取引ゲームやスマートフォンアプリもあります。
バーチャルゲームならお金がかからないので安心して遊べますね。