店で買った料理を一工夫!自分で作ったように見せるコツ
パックのままで食べる料理のむなしさ
一人暮らしをしているとついつい頼りがちになるのがスーパーやコンビニで売られている出来合いのおかず類です。
最近は「内食」が流行したおかげもあってかなりお惣菜系は充実した品揃えになっており、お弁当専門店や持ち帰り可能なレストランなどを上手に利用していくことでまるで手作りのような料理を購入することができるようになっています。
しかしいくら料理の質が上がってきたといっても、やはりお店で買って来たそのままの状態というのは味気ないパックに包装をされていますので美味しさも今ひとつという感じになってしまいます。
まして自分だけでなく誰かお客さんを招いての食事の場合、パックそのままを出してしまうというのはなんとなくおもてなし的に問題があるのではないかという感じがしてしまいます。
一人の食卓でも大勢の時にも、ちょっとした盛り付けの工夫を覚えておくと買って来た料理をより一層おいしく食べることができるのでライフハックとして覚えておくのがおすすめです。
上手にコツをつかめば、料理を出す相手にまるで手作りをしたかのような印象を与えることもできますよ。
盛り付け方法で料理は10倍おいしく見える
私達は普段レストランなど外食をするときにはあまり意識をしていませんが、実は厨房内ではかなり丁寧な盛り付けに関するマニュアルが定められています。
お店で美味しい料理を食べて自宅で同じものを作ってみようと思うようなことはよくありますが、家で作ってみると案外思っていたほどうまくできないということはよくあります。
それはプロの味付けとの違いということはもちろんあるものの、その他に盛りつけが素人のままであるということも関係しています。
料理レシピ投稿型サイトでも上位にランクインしているメニューは必ずといって良いほど「盛り付けの基本」を守った写真を掲載しています。
盛り付けの基本はまず食材にある色をまんべんなく配置するということにあります。
食材として使われる色は大きく分けて「緑・黄・赤・白・黒」の5色です。
盛り付けがあまりうまくない人の場合、このうち特定の色だけが偏って見えてしまうため含まれている食材ごとの特徴がうまく表現できず平坦な印象になってしまいます。
わかりやすいのが卵料理やピザなど彩りが鮮やかな料理で、黄色(卵やチーズ)・赤(トマトやニンジン)・緑(バジルやそえもののキャベツ、ピーマン)がそれぞれはっきりした輪郭で置かれています。
ここに真っ白いお皿と黒いオリーブを少々置くとまるでプロのような盛り付けになります。
食材だけで色を全て表現できないときには、容器やパセリなどのそえものを使って補うと一気に高級感を増すことができます。