成功する人はやっている!40歳目前に変えるべき習慣
40歳は人生にとっての大きな節目
人生80年と言われる長寿の時代を生きている私達ですが、そこで大きなターニングポイントになるのが40歳という年齢です。
40歳は昔から「働き盛り」と言われる年齢で、それまでの若い時期に培ってきたことを一番能力として発揮をすることができる時期として言われています。
しかし同時に40歳というのは体力的な折り返し地点になる年齢でもあり、生活習慣病を始め罹患をすると完治が難しい大きな病気のリスクも急激に高まります。
それまで当たり前のようにしてきた無理も体力的にできなくなってしまったり、一度蓄積した疲れや怪我が回復しなくなってしまったりします。
言い換えるならば、いい意味でも悪い意味でもそれまでやってきた生活の全てがそれ以降の生活に表れてきてしまう時期ということです。
世間的に成功を治めている人、とりわけ「大器晩成型」と言われる人たちは若い時期に将来を見据えた賢い行動をしてきています。
一時的に何かを成し遂げるには短期間の無理や努力でもよいのですが、長い人生をよりよく送っていくためには普段からの習慣や蓄積が大切になってきます。
論語にも「四十にして惑わず」という言葉もありますが、40歳からの人生こそが本当の意味で楽しむための人生であるということをしっかり意識しておくようにしましょう。
最も顕著に現れるのが健康面
40歳になってまず最初に多くの人が実感することになるのが健康面での問題です。
それまで大食いでどんなに食べても大丈夫だった人が急に油っぽいものや消化に悪いものが食べられなくなってしまったり、ザルと言われていた大酒飲みの人が急に弱くなってしまったりということもよくあります。
また40歳を境目に人の体は筋力が低下し、全身の代謝が悪くなってくるので同じ量を食べても太りやすくなります。
そうした年齢的な衰えは避けられないものではあるのですが、事前の対応によってはかなり防ぐことも可能です。
特に悪い面で蓄積になるのが「喫煙」「運動不足」「過度な飲酒」です。
この3つは40歳以降の健康状態に特に関係するものなので、40歳になる前のできたら30代後半に入る前から改善をしていく努力をするべきと言えます。
他にも動物性脂質や塩分が過多の食生活をしていたり、夜遅くまで起きていることが多く睡眠時間が慢性的に不足しがちという生活スタイルも同じように健康面に悪影響を与えます。
特に睡眠時間に関しては注意が必要です。
加齢により眠りを維持する力が落ちるため、40代になると寝ている途中に起きやすくなります。
ちょっとした体の冷えでも起きるようになってしまうため、質の良い寝具を選んで中途覚醒しにくくなる努力が必要です。
繰り返しになりますが、若い世代の時にはそうした不摂生な生活をしていても基礎体力がありますのでなんとなく健康を維持していくことができます。
しかし年齢によって「予備力」という健康面のトラブルに対応できる力が衰えてくるとちょっとしたきっかけで大きな病気に見舞われてしまうことになります。
精神的にも成熟を目指したい
40歳という年齢がもう一つ節目になるのが精神的な成熟です。
ここ数年は「年の差婚」として20~30代くらいの若い女性が40歳以上の男性を求めて結婚するという方法に人気が出てきていますが、これも40歳以降の男性に備わっている「大人の男の魅力」を意識してのことでしょう。
しかし残念ながら年齢こそ40歳を超えていても精神的には未成熟のまま止まっているという人も少なからずいます。
年の差婚で早期に失敗するケースとなっているのが、若い側が大人として自分を受け入れてくれるパートナーを求めていたのにもかかわらず、年齢が高い方は若いまま心が止まっていていつまでも落ち着かなかったというような場合です。
自分の意識はどうであれ、世間的には40歳を超えた男女はすべて「大人である」という常識を求められます。
自分のことばかりに熱中するのではなく周囲を見て気遣ったり、相手を余裕をもって受け入れたりといった精神的な成熟も目指していきましょう。