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【水道代節約】お風呂の残り湯を上手に使おう!

浴槽にお湯をはったときのリットル数は?

美容や健康のために毎日はいることが推奨されているのがお風呂です。
浴槽になみなみとお湯をためてそこに浸かるときの快感はなんとも言えないものがありますが、その半面で気になるのが毎日の水道代です。

浴槽に水を張った時のリットル数はその大きさによりかなり違いがありますが、だいたいのリットル数は幅✕高さ✕奥行きのサイズによって計算をすることができます。
計算式としては「100cm✕100cm✕100cm=1000L」となっているので自宅の浴槽サイズを測ってみることをおすすめします。

一般家庭向けファミリーサイズの浴槽ではだいたい標準的に200Lタイプが用いられているので、人が入って溢れないくらいの量で止めるならだいたい160Lが毎日のお風呂で使用されることになります。
当然のことですが160Lということは1.5Lのペットボトルでは約107本分ということです。

まず一番最初にできる簡単なお風呂のお湯の節約方法として、自動湯沸かし器の設定を見直すということがあります。
おそらく多くの住宅ではパネル式のガス湯沸かし器がついていることと思いますので、その設定としてお湯が湯船ギリギリにならないよう、半分~8分くらいで止まるようにしておくと無駄なお湯はりを防げます。

うっかりお湯を出しっぱなしにしてお湯を溢れさせたりすることもあると思いますので、そうしたミスを防ぐためにもこの自動お湯はり機能の使いこなしは重要です。

洗濯やトイレで使える残り湯の効果

お風呂の残り湯の再利用方法としてもっともおすすめなのが、洗濯への利用です。
よく「人が入ったあとの残り湯で洗濯をするなんて不衛生じゃない?」といった意見を聞かれるのですが、決してそんなことはありません。

自動洗濯機の場合、最初に汚れた衣類を入れたところに水を注ぎ、洗剤を入れてしばらく撹拌をしたあと一旦水を全て抜いて脱水し、新たに水を入れてすすぎと脱水を数回繰り返します。
つまり最初にお風呂の残り湯を入れて洗濯をしてもその後そのお湯は全て抜かれ何度か水道水ですすがれるということになります。

ただあまりにも汚れが酷くお湯が変色していたり、明らかに水質が悪化しているというときにはおすすめできませんが、お湯にひどい濁りがないならむしろ進んで使用するべきと言ってもいいくらいです。

というのも洗濯用洗剤として使用されているものは温度が高い方がより効果を発揮するからです。
よりよく落としたい汚れがある場合には積極的にお湯を使った洗濯をしていくことをおすすめしたいです。

洗濯でちょっと抵抗感があるならトイレの流し水にするというのもよい方法です。
ただしトイレタンクに直接入れるとタンク内で雑菌が繁殖する危険があるので、一旦ペットボトルに保管し流すときには外から入れるようにしましょう。