【電気代節約】電子レンジの節約術とは
意外に安い電子レンジの電気量
電子レンジといえば、エアコンやドライヤーと並んで高い電力を一時的に使用する電化製品として知られています。
電気容量を少ない契約にしている家庭では、エアコン・ドライヤー・電子レンジを同時に使用してしまうことでブレーカーが落ちてしまったなんていう経験があるのではないかと思います。
現在でもこの「電子レンジは電気量が高い」というイメージは根強く残っており、それを理由に使いたがらない人がいたりします。
確かに電子レンジに使用される電気量は他の家電製品よりも高いことがありますが、その目的に対しての用途ということで考えていくと決して割高なものではありません。
むしろ普段の調理に電子レンジを使用していくことにより、全体的な節約につなげることができるのでぜひ便利な使い方をマスターしてもらいたいです。
電子レンジが最大の強みを発揮するのは、少量のものをあたためる場合です。
冷凍食品ならばおおよそ3分程度、冷めた料理などを温め直すなら1分くらいで十分かとおもいます。
これを他のガスや電熱器で行おうとするとかなりの時間がかかってしまい、さらに洗い物が発生してしまいます。
電子レンジを使用することで短時間に手軽に料理を出すことができるので、冷凍保存と組み合わせて使用することで家事負担を軽減することにも役立ちます。
野菜の下ごしらえにもおすすめ
電子レンジの使用方法としてほとんどの人が認識しているのは、おそらくお弁当やお惣菜の温めではないかと思います。
ですので料理が得意な人などは、炊事に電子レンジを使用するということそのものを否定的に見ていることもあります。
しかし実際には電子レンジは野菜類の下茹でなどの処理に使用することができ、そうすることで短時間に見た目よく仕上げることができるのです。
電子レンジのしくみは電磁波を中のものに当てることで内部の分子を振動させ水分を使って熱を加えるというものであるので、お湯の中で茹でるときのように栄養分が水に溶け出てしまうということがありません。
特にほうれん草などの青物はお湯に入れて熱を加えるとせっかく内部にある豊富な栄養分がなくなってしまうので、電子レンジで調理をすることは手軽で節約になるばかりでなく栄養面でもメリットが得られることになります。
一回あたりの調理の量が少ない一人暮らしの人におすすめなのが、ホームセンターなどで扱われている電子レンジを使用した調理グッズです。
野菜を入れてレンジに入れるだけで蒸し焼きができるスチームケースや、少ない合数のお米を入れて数分間レンジに入れるだけで炊飯できる専用炊飯器、他にもレンジで茹でられるパスタや、一人用鍋・スープ用の丼といったものまでたくさんあります。