【電気代節約】パソコンの節約術とは
パソコンを日常的に使う人に知ってもらいたいこと
スマートフォンやタブレットに主役を奪われつつもありますが、業務や作業用にはやはりパソコンはなくてはならないものです。
パソコンにはデスクトップ型やノートパソコン型などいくつかの種類がありますが、どのようなタイプを使用するかによりかなり使用電力が変わってきます。
結論から先に言うと、パソコン製品の中でも最も電力を消費するのはデスクトップ型のハイスペックパソコンで、次いでコンパクト型パソコン、ノートパソコンといった順番になります。
これはパソコンの中でも最も電力を多く消費するのは光を出すディスプレイ部分であり、より大きく性能のよいものを使用するパソコンはそれだけで多くの電力を使うことになるからです。
また全ての電力が一つにまとまっているノートパソコンと比較して、デスクトップ型のパソコンは本体、ディスプレイ、外付けHDやスピーカーなど別々にコンセントで電気を供給しなければならなくなるのでそれらが多くなるほど電力が消費されていきます。
もう一つ言うと、パソコンの頭脳に当たるCPUは高性能になるほど高い電力を消費するという特長があります。
ですので一昔前のパソコンややや低スペックのパソコンの方が、最高スペックのパソコンよりも消費電力は少なくなるのです。
もっとも仕事などでハイスペックパソコンが必要な人の場合には、高負荷がかかる処理をパソコンで行うことから低スペックパソコンを使用してしまうとそれだけ処理時間が長くなり余計な電力を消費してしまいます。
自分の使用目的や負荷の程度を考えてパソコンを選ぶということも節電対策の一つなのです。
長時間使用しない場合にはスリープを
パソコンを使用しているときに悩ましいのが、完全に電源を切るかどうかということです。
スマホやタブレットの場合、使用しないときには勝手に電力消費をおさえ、またすぐ起動をすることもできるのですがパソコンではそういうわけにはいきません。
起動のための電源スイッチを押してから完全に使用できるまでの立ち上がりに10分近くの時間がかかるパソコンも珍しくなく、その手間を省くためにつけっぱなしにしているという人もよく見かけます。
ですが長時間使用しないのにずっとパソコンをつけっぱなしにしているというのは電力消費が大きく余計な電気を消費してしまいます。
そこで積極的に利用することをおすすめしたいのが「スリープ」機能や「休止状態」です。
パソコンやOSの種類によって多少呼び名がありますが、これらはシャットダウンをしないまでも一時的に機能を止めるというもので、完全に通電が止まるわけではないもののつけっぱなしよりもかなり電力消費がおさえられます。