【電気代節約】冷蔵庫の節約術とは
コツは温度設定と詰め込みすぎをなくす
冷蔵庫は他の家電製品と異なり常に電気がつけっぱなしになってしまうことからなかなか節電が難しいです。
ですが案外ちょっとした工夫をするだけでも数割は電力を減らすことができたりしますので、あきらめずに生活の中で気をつけてみてもらいたいです。
冷蔵庫の節約のコツは2つあります。
それは「温度設定をする」ことと「中にものを入れすぎないようにする」ということです。
冷蔵庫の内部つまみや外側パネルでは必ず温度設定ができるようになっています。
この温度設定はかなり多くの人が存在を知らず、買ったときのままずっと使用しているということがよくあります。
しかし冷蔵庫に必要な温度は季節によって異なりますので、常に全開にするのではなく「強」から「中」にするだけでもかなりの節電ができます。
冷蔵庫内部には温度センサーがあり、内部の温度が高まればそれだけたくさんの電力を消費して温度を下げるというしくみになっています。
このとき冷蔵庫内部にぎっしりとものが詰め込まれていると内部の空気がうまく流れず、上がった温度を上手に下げることができません。
夏場などはついつい買い込んで冷蔵庫にたくさん詰め込みをしてしまいがちですが、それをなくすだけでもかなり電気量を少なく抑えられます。
冷蔵庫の節電は無駄な買い物を防ぐことにもつながる
冷蔵庫の節電対策が優れているのは、それをすることで無駄な買い物をなくす別の節約にもつなげることができるからです。
先に説明をした冷蔵庫内部の詰め込みは冷蔵庫の機能を著しく落とすだけでなく、中に何が入っているかを把握しやすくできるので余計な買い物をせずにすみ、いつの間にか賞味期限が切れてしまうということを防ぐことができます。
冷蔵庫における電気料金の節約は頑張っても年間1000円程度なのですが、この食品の廃棄をなくすことで年間数千円の節約ができます。
もう一つ細かい節約方法として冷蔵庫を設置する場所を見直すというものがあります。
古い冷蔵庫では背面から排気が出るので、壁にぴったりくっつけてしまうと壁紙が汚れてしまいました。
現在ではそうした背面の黒ずみがない製品が主流となっていますが、壁への距離があまりにも近いと冷蔵庫内部の温度が下がりにくくなるので、説明書を見直し適切な設置方法をしているか確認しましょう。
もしどうしても食品の買い込みをする必要があって詰め込み状態ができてしまうなら、いっそ大きいサイズの冷蔵庫にするという方法もあります。
小さな冷蔵庫に詰め込みするよりも、大きめの冷蔵庫にゆったり詰めた方が結果的に電気料金は安くなります。
理想的には内容量の6割~8割くらいの詰め具合にしておくのがよい方法です。