【電気代節約】炊飯器の節約術とは
炊飯器の選び方のポイント
数年前に社会現象になった外国人観光客による「爆買い」では、特に炊飯器が非常によく売れていました。
日本製の炊飯器は非常に質が高く、ふっくらと美味しいお米を家庭で簡単に炊くことができます。
毎日の生活に炊飯器を使用している人も多いことと思いますが、使い方によってはかなり電力を消費することになってしまいます。
炊飯器の基本的な機能は研いだあとのお米を炊き上げるということと、炊けた後のお米を保温するということです。
お米の炊飯時にはもっとも多くの電力を一時的に使用しますが、長期的に見ていくと電力消費量が多いのはむしろ保温に使用する電気の方です。
炊き上がったお米をそのまま炊飯器に入れておいて半日~1日以上も入れっぱなしにしている家庭も珍しくないのですが、長時間保温をしたお米は味も落ちてしまいますし何より電力を大きく無駄にしてしまいます。
炊飯器を節電しつつ使うには、まずこの保温機能をできるだけ使用しないようにするということが大切です。
炊きあがり時間をあらかじめタイマーなどで計算をしておき、炊けたらすぐに食べたりお弁当やおにぎりとして作ってしまいましょう。
余ったお米はタッパーやラップを使って保管できる状態にし、粗熱をとったら速やかに冷凍庫に入れて長期保存ができるようにします。
冷凍をしたお米を電子レンジで解凍するときにも電力を消費するように思いますが、保温に使用する電力と比較をすればわずか数分で終わるので圧倒的に節電となります。
一人暮らしならパック式のお米の方がお得かも
家族が多く毎日決まった量のお米を炊飯する家庭なら、人数に合った炊飯器をまず用意しておくことが大切です。
炊飯器の消費電力は基本的に本体容量によって変わるので、例えば10合炊きの炊飯器と5合炊きの炊飯器なら同じ分量を炊飯するにしても5合炊きの方が少ない電力でできます。
とはいえ毎日10合のご飯を食べる家庭では5合炊きの炊飯器を2回使うのは本末転倒なので、その場合は大きめのものを用意した方がお得です。
細かく節電をするテクニックとしては炊飯が終わったあとに残り10分程度の蒸らし時間が必ず炊飯器の機能になっているので、残り分数がカウントされるようになったらその時点で「取り消し」ボタンを押してコンセントを抜いてしまうとうことがあります。
わずか10~15分程度の節約ですが毎日炊飯するならコツコツ行っていくことで節約ができます。
炊飯器によっては「エコ炊き」といった節電モードで炊飯ができるものもあるのでそうしたモードも上手に利用していきましょう。
一人暮らしで数日に1回少量しか炊飯しないという人なら、いっそ自宅で炊飯をせずにパック式ご飯を購入した方が安くて美味しいということもあります。