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ツイートを削除して、Twitterを再スタートしよう

うかつなTweetは命取りになることも

以前からインターネット上の書き込みによって犯罪が予告されたり、時には犯罪そのものの証拠になったりすることはよくありました。

しかしここ数年ではTwitterなどのSNSが大きく普及したことから、そうしたネットの書き込みが根拠となった刑事事件の数もぐんと増えてきています。

最近に実際にあった事例としては、アルバイト店員がスタッフルームで売り物に衛生的に問題ある行動をしている写真をアップしていたり、未成年者の親が自分の子供に飲酒や喫煙をさせている現場写真をアップしたというような例です。

また酒に酔っていたという言い訳はしていましたが三重県や岐阜県の議員がTwitterに同性愛者に対しての差別発言をツイートするといった事例もありました。

インターネットでは対話をしている相手の顔が見えないのにレスポンスがあるという特殊な状態に置かれることで、普段の生活であれば到底行わないような行動も気が大きくなって衝動的にやってしまいがちです。

ついついの行動でやってしまったことであってもネットにアップした内容はさまざまな形で残ったり拡散をしていったりするので証拠を完全に消すということはできません。

まず「あとで消せばいい」ではすまないこともあるということは事前によく理解しておくようにしましょう。

削除をしたくなった場合の方法

しかしながら犯罪行為に抵触するというところまではいかないまでも、過去に自分が書き込んだ内容について後悔をしたり邪魔に思ったりすることもあります。

また人間関係などががらりと変わったことでできたら1からやり直したいと思うこともあるでしょう。

Twitterでは一つずつのツイートを消すことはできますが、それが何千もあるとなるといちいち消していくのは大変です。

そこでオンラインツールの中には過去のツイートをまとめて削除をすることができるものもあります。

代表的なものとしては「TwitWipe」や「Twitter Archive Eraser」といったものです。

いずれも簡単な操作で手軽に書き込みを消去することができるので、何年か前の分を一度に消したいというときには便利です。

消したつもりでも残っていることもあります

逆に本人としてはツイートを消したつもりでも実はまだ一般に見えてしまっているということもあります。

例えばツイートを隠す目的でアカウントに鍵を付けたというときには、一見外部からは内容が見えなくなったかのように感じます。

しかし鍵を付ける前に他のユーザーにRTをされている場合には、その部分は見えたままになってしまっています。

またアカウント自体を削除をすると一見すぐにすべてのツイートが消えたかのようですが、実はこれは一時的にアカウントが停止されただけで、期間内に再びログインをするとすべてのツイートは復活します。

ですのでもし停止中にIDやパスワードを盗まれてしまったら乗っ取りを受けてしまうことになります。

自分のアカウントないのツイートを削除したという場合でも、何らかの犯罪行為の証拠になる場合に備えサーバー上には残されたままになっています。

一般の人からは見られなくなりますが、いざというときにはサーバーから提出をされてしまいますので気を付けましょう。