保育士と子供
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東京で保育士として働く時に知っておくべきポイント

保育士として活躍すべく、勉学に励んでいる学生もすくなくないでしょう。近年保育園は増加傾向にあるものの、保育士が足りないとニュースなどで取り上げられています。
東京は保育士の求人倍率が高い地域として注目が集まるエリア。やりがいを求めて上京して保育士として働いてみたいと思う人もいるでしょう。そこで、東京で保育士として働く際に知っておくべき3つの知識を紹介します。

認証保育所について

認証保育所は、国が定めた児童福祉法に基づく設置基準をクリアした保育所です。認可保育所として認定されるには、保育士を含めた職員数、防災管理、給食設備、施設の広さ、衛生管理等の多くのハードルをクリアしなければなりません。

保護者が病気や仕事、介護などで保育ができない場合に子どもを預かり保育をします。預かれる子どもは原則として、認証保育園のある地域に親が在住していなければなりません。

認可保育園と認証保育園の違い

認可保育園と認証保育園の違いは、国が認可するか地方が認可するかです。認可保育園、認証保育園共さまざまな厳しい設置基準をクリアしなければなりません。例えば子ども一人当たりの施設の広さは認可保育園なら1.98㎡~3.3㎡、認証保育園なら、2.5㎡必要です。

また、保育士の数も0歳なら3人に対し保育士一人、4歳ならば子ども30人に対し保育士一人が必要になってきます。

東京都では、施設の広さや、保育士の不足から通常の形式では認可保育園や認証保育園は設置が難しいのです。そこで、東京都独自の認証保育園設置基準を定めています。

保育士への待遇

国や地方自治体が定める認可保育園は、保護者の収入によって料金がかわりますが、認証保育園の料金上限料金以外は、保育園を運営する会社が料金体系を設定できます。

保育士のへの待遇は給与面では認可保育園よりやや高い程度、およそ20万円~23万程度です。東京は若者の人口が密集しているため、子ども他の地域より多くなります。そのため、保育士が面倒を見る一人当たりの子どもの人数が、認可保育園より多くなるのです。

認証保育園は基本的に認可保育園よりも忙しく、有給休暇がとりづらく、申請しても休暇が受諾されるとは限りません。

その反面、退職金が支給される認証保育園が多いのが特徴です。認証保育園は自由に料金を決定できます。そのため保育料金が高額な認証保育園では退職金が支払われるのです。

保育士として働く前に、職場の環境を調べた上で就職しましょう。