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進行度を記録して、目標を達成する方法が効果的!

目標に対して計画を立てていますか?

「仕事がデキる人」とはどういう人かということについては、大型書店に行けばずらりと棚いっぱいに書籍が並べられています。

特に仕事を始めたばかりの若手社員にとっては、自分の仕事の質を高めるためにはどういった方法をとればよいかとかなり悩んでしまうところでしょう。

仕事を上手に進める方法はいろいろな考え方がありますが、とりあえずまず最初に始めてみるということならまずは「目標までの進行を記録する」というのが手軽なやり方です。

仕事だけでなくこれから何かを達成したいと思う目標があるときには、当然のことながらそれが実現するための努力を何らかの形でしていくことになります。

このときただなんとなく始めるという時には目標に対しての努力をするにしても「その日その時にできることだけをする」という漠然とした方法で止まってしまいます。

わかりやすい例として100万円貯めたいということを目標にしたいとき、なんとなくその時に財布に入っていたお金を貯金箱に入れたり、その月の最後に余っていた分だけを貯金に回すというような方法です。

そうしたただ漠然とした努力では、一見目標に向かって進んでいるように思えるものの実際には時間がかかってもなかなか達成できないという状況だけが続いていくことになってしまいます。

目標までのプロセスをしっかりと計画して記録をする

何かを達成したいと思ったら、まずはその目標をはっきり具体的に定めかつそこに達するまでのスケジュールを明確にしていきます。

この時目標に対しての努力が無理のない形で行われるように計画するということも大切です。

テストで100点を取りたいという目標に対して、いきなり「1日10冊問題集を解く」といった設定をしては最初の1~2日くらいは頑張れてもすぐにつぶれて計画が立ちゆかなくなるでしょう。

そうしたことを防ぐためにはまず覚えないといけない問題集の数をリストアップして、1週間~1ヶ月でするべき量を決めてだいたいのノルマを設定します。

その上で毎日実際に行った分量についてカレンダーやスケジュール帳に記録をするようにしていくと、現在目標に対してどのくらいの進行度であるかということをはっきり視覚的に理解することができます。

小学校の夏休みの宿題などでは、その日やった宿題の量に応じてシールを貼っていくというような作業をした記憶がある人もいると思いますが、実はこれは大人になってからも十分に応用ができる便利な方法なのです。

仮に進行通りに行かなくてもそこでやめないこと

こうした目標設定をするときにありがちなのが、目標設定したとおりに事態が進行しないためにそこでモチベーションダウンして先に進むことができなくなるというケースです。

特に普段から潔癖症で完璧にしないといけないという強い思い込みがある人にありがちですが、目標を達成することではなくノルマが目的になってしまうとそこでやる気を維持することができなくなります。

進行度を記録するということは単に目標に対しての進行度をはかることができるだけでなく、自分の現状を知って新たに計画を立て直す機会が得られるということにもメリットがあります。

目標がかなり遠いものであっても毎日したことを記録していくようにするだけで、その記録の積み重ねが本人にとっての自信ややる気になっていくということもあります。